箱根最終日は、御殿場にある「御殿場プレミアム・アウトレット」に寄って、帰路に就くことにした。

乙女トンネル(乙女峠)を通り、御殿場に向かう。

御殿場IC付近にて、既にアウトレットへ通じる道は通行規制がかかっていた。

仕方なく場外駐車場に向かうも満車、臨時駐車場へ行ってみるも満車・・・・。

混んでる、こりゃあ場内も大混雑であろうと想像がつく。

いろいろと情報を頂きながら、何とか辿り着く方法を模索するが、この状況に気持がもたず最終的には断念。

「では、帰路に就きます」と、高速に乗ろうとした時、驚愕の一言が・・・・。

同乗者「お腹空いた」(ボソ)

この時間帯で、高速に乗れば間違いなく渋滞を避けられ、楽に帰れるのに・・・・。

運転手「昼食は、海老名サービスエリアで如何でしょう!?」(汗)

同乗者「サービスエリアじゃ嫌!!」

運転手「でも、この辺の道がわからないし、食べられるとこ知らないし・・・・」

同乗者「じゃぁ、箱根に戻ろう」(ボソ)

運転手「エッ!!」(驚)
運転手「・・・・。」

車内「・・・・。」(恐怖の沈黙)

運転手「箱根に戻ります・・・・。」(涙)

昼食は、「箱根仙石原 中国料理 太原」へ。
箱根で中華が食べたい時に、必ず寄るお店だ。

せっかく、箱根に戻って来たと言うことで、昼食後は再び芦ノ湖へ向かい、「マイセン庭園美術館」に立ち寄る。ここで、少しだけ(?)買い物をし、帰路に就いた。

箱根新道を通り、小田厚を経由して厚木より東名高速に入る。時間的に気になっていた渋滞はなく、順調に首都高まで辿り着いた。

が。
がだ。
最後の悲劇が、ここで待っていた。

首都高で渋滞。進まない。あと少しなのに進まない。(涙)
そしてガソリンが、・・・・ない。(汗)
先程まで表示されていた、残燃料で走行できる距離表示が、「---km」表示になっている。

急遽、首都高を降り、ガソリンスタンドを探し給油する破目になってしまった。

やっと見つけた、ガソリンスタンドで耳を疑う言葉が、疲れを倍増させた。

店員「ハイオクは、リッター143円となりますが、満タンでいいですか?」

運転手「143円!?、否、レギュラーでいいから」

店員「あっ、レギュラーですと、リッター132円となりますが、満タンでいいですか?」

運転手(心の叫び)「132円!?なんでそんなに高いの!!満タンなわけねぇだろぉ!!」

運転手(冷静に)「20リッターでお願いします」

運転手(心の叫び)「10リッターでも良かったかな?」

ゴールデンウィーク価格なのか、何なんだろうこのスタンド・・・・。

まぁ最後までいろいろあったが、これも旅の楽しい思い出として、心に刻んでおこう。

最終日は画撮り一枚も無し、残念。

記)芝刈漁師

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